黒門風水 こくもんふうすい

風水師が教える! 幸運のツボ

鈴木星翔プロフィール
鈴木星翔
幼少より玄学に惹かれ読書、十代後半より本格的に研究を重ね、占術の実践と検証の日々を送る。
会社経営ならびに術数研究及び鑑定とその活動は多岐にわたる。
東洋占術研究家・黒門氏に師事。
豊富な鑑定経験を持ち、数多くの人々を開運に導く。
黒門氏が最も信頼をおく風水師の一人。

中国河南省 劉廣斌老師第二十四弟子
日本劉氏奇門遁甲発展協会 事務局長
国際劉氏奇門遁甲発展応用中心 研究員
運命が切り替わるとき……(2)
2007年4月26日(木)
 前回の続きです。

 さて、その当時の私の毎日といえばひたすら一日が過ぎ去るのを待つことだけでした。
 朝起きると、「早く夜にならないかな〜」と思い、部屋で時間が過ぎるのをただただ待つのです。
 症状は頻繁に苦痛を与え、処方された薬が手放せない状態が続きました。

 何でこんなことになったのだろう……。
 コントロールの利かない自分の状態にイライラしながらも、早くこの状態から抜け出さないといけないという焦りも感じていました。

 そこで、自分自身の今置かれている状況と、この状態から抜け出すための手段を探すためにあらゆる書物を読むようになったのです。
 心理学、宗教、占い、成功法則など、さまざまな書籍を読みあさるようになります。

 それはそれは長い読書期間でしたが、今思いますと、そんな状況の私が読書をして毎日過ごせる環境にあったことは、この厳しい社会において大変恵まれた環境にあったわけで、支えてくれた家族には感謝の気持ちで一杯になります。

 もちろん、その当時は自分だけのことしか頭にありませんから、家族にしてみれば厄介な存在だったに違いありません。
 今でも母親からその当時の話を聞くことがあります。
 「見ていていたたまれなかったよ」
 短い言葉ですが、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで、今度は私がいたたまれない気持ちになります。

 さて、自分探しの読書の中で、私を回復に向かわせた一文がありました。
 それは禅宗のお坊さんが書いた書物の中の一文です。

 「人は物事に意味をつけたがる。 だから苦しみが生まれる。意味の無いことに苦しみは生まれない。
 でもそれは、なかなか会得できるのもではないんだよ。
 禅寺の修行を見てごらん、毎日綺麗でも汚れていても掃除をする。 そう、掃除に意味を持たせない、掃除は掃除、ただ目前にあることを淡々とあるがままにこなすだけなんだ。」

 深い言葉です。 この文章を読んでから私は、生活する上で最低限行わなくてはいけないことを、自分の症状がどうであれ実行することにしたのです。

 文中の「あるがまま」という言葉は非常に重要で、自分の状況を良くも悪くも意味をつけずに、受け入れるということです。

 するとどうでしょう、外出ができなかった私が、必要な買い物だけ行けるようになったのです。
 症状は相変わらずでしたが、行動ができるようになってきたのです。

 そこからは、今まで読んできた占術関係の書籍の内容が出番になりました。

 運命を解読することを主眼に置いた書籍も読みましたが、それよりも、人は「あるきっかけにより行動できるようになる」という事を実感した私は、「人の運気を変化させる」ことに主眼を置いた書籍に傾倒していきます。

 そうです、開運占術との本当の意味での取り組みが始まったのです。
 あらゆる開運法を実践し始めた私は、急速に回復を遂げ、さらに奥を知りたいという探究心が強くなっていきました。

 それから数年後、私にラッキーが訪れます。
 師である黒門先生との出会いです。そこから先は、以前にもコラムに書きましたので割愛しますが、皆様の風水鑑定ができるまで私の知識を引き上げてくださったご縁に感謝するばかりです。

 命式の決して良くない私がここまでこれているのも、開運占術という先人の智慧(ちえ)の賜物でしょう。

 皆さんも決して諦めないでください。必ず道は開けるのです。そして救い上げてくれる人物との出会いもあるのです。
運命が切り替わるとき……
2007年4月19日(木)
 運命の切り替わるとき……。人生において私達はさまざまな困難に出くわすことがあります。
 今回は少し気恥ずかしいのですが私の「思い出」を書いてみたいと思いました。

 最近鑑定の現場において、私個人の話をすることが多くなってきたのですが、今回このコラムに以下の内容を書こうと思ったのも、偶然ではなく、今このコラムを読んでいる「誰か」が必要としてくれているのかもしれません。

 思い起こせばもう二十年近く昔の話になりますが、血気盛んでハッキリ言って世間知らずだった私は、人生の理想と現実とのギャップに悩むようになっていました。
 今思えば、悩むにはまだまだ早い年齢だったと思いますが、若かったのですね(笑)。

 そんなある日、少し体調を崩したことがトリガーとなり、ノイローゼを発症することになります。 もちろん、発症時の私はノイローゼだなんて思っていません。
 今でも鮮明にあの夜のことを思い出すことができますが、突然脈拍が速くなり、心臓の鼓動が自分の耳から聴こえます。 呼吸が苦しくなり、強烈な不安感と死の恐怖が容赦なく襲ってきます。
 「このまま死んでしまうのか」 と初めて死を意識した瞬間でもありました。

 見かねた家族が急患で病院に連れて行ってくれたのですが、私には信じられない診断が待っていたのです。
 「まったく異常は見当たりません」 お医者さんの冷静な言葉に耳を疑いました……。
 てっきり体の疾患だと思っていた私は、さっき打ってもらって楽になった注射は心臓の薬だと思い込んでいたのです。

 しかし、実は安定剤だったのです。この瞬間こそ、私の人生において、本当の幕開けになるとは当時の私には想像がつきませんでした。

 さて、これからが本番です。得体の知れない「運命」と「心」との闘いです。
 約二年間、外出も思うようにできなくなってしまった私の回復の過程と奮闘記を、開運という視点から少しでも参考になるように書いてみたいと思います。

 「風水師が教える!幸運のツボ」というコラムですから、私のような経験をしなくても、また今現在苦しい中で闘っている方も、参考にしていただければ私は「幸運」です。それではまた次回!
正確な鑑定をするには!
2007年4月12日(木)
 風水鑑定を行っているなかで、私にはどうしても勝てないものがあります(笑)。
 それは、外の環境、つまり巒頭(らんとう)です。
 笑いごとではないのですが、この巒頭(らんとう)のいかんによって風水処置に限界があることに直面することがあります。

 本来、風水では外の環境(巒頭(らんとう))に重きを置いています。
 現在流行している室内のみを判断する技法は、理気(りき)と言いまして、理想的な巒頭(らんとう)を無理やり室内および宅内に作り上げようというものなのです。

 実は、出張鑑定において現場におうかがいするのは、この巒頭(らんとう)をチェックすることと、正確な羅盤(らばん)による計測を行うためなのです。

 お客様の中には、「遠方で申し訳ないので図面で結構です。」と言っていただく方もいらっしゃるのですが、どうしても理気(りき)のみの鑑定となってしまいます。

 たとえば、皆さんは同じ間取りのマンションで、風水的にどこが一番良いのだろうか? なんて考えたことありませんか? 同じフロア、同じ玄関の向き、同じ間取り……。違いはないのではないか? と思われるかもしれません。
 しかし、ここには重要な風水の視点が隠れているのです。

 たとえば、財運に関してはよく室内に配置する「水槽」を取り上げていますが、これは巒頭(らんとう)の考え方からすれば、池や海、水口の模擬でしかないのです。

 では、マンションの「水」とはなにか? それは、そのフロアから見える外の環境において、財運の吉方位に大きな交差点があるとか、高速道路が形殺(けいさつ)にならずに交差している等の吉条件があれば、あえて水槽を置く必要はないのです。

 また、マンションで忘れてはならない重要な視点としてエレベーターがあります。
 これも上下に人を運び、人が移動するたびに動く「水」と風水ではみなします。

 風水は山と水、陰と陽が大切だと以前のコラムでも書きましたが、山が必要な方位にエレベーターがあると、健康面や人間関係の和合に不利な状況となってしまうのです。

 大きなマンションですと、同じフロアでも端と端の部屋ではエレベーターや窓から見える交差点の位置などは方位角が変わってきますよね?
 都会では高架道や高速道路、モノレールなど、高いところを車や貨物が行きかう環境が多いので、そのあたりも踏まえたうえで、階層や部屋の位置、間取りや座向(ざこう)を慎重に決める必要があります。
「感覚」が教えてくれること
2007年4月5日(木)
 風水の処置をしていると、時々瞬間的に場の雰囲気が変化することを感じることがあります。
 私には決して特殊な能力があるわけではないのですが、感覚的に感じるときがあるのです。
 こういう場合、この風水処置は確実に作用を発揮するだろうと確信を持ちます。
 もちろん、こんな感覚を感じなくても適切な配置変更などにより吉作用が発現してくれることも多いのですが。

 風水鑑定の仕事を多くさせていただいていますと、建物に入る瞬間の場の雰囲気を大切にするようになって来ました。
 それは、先程も書きましたが特殊な能力を使用するのではなく、皆さんが日常感じる雰囲気と同じです。
 「なんか暗い感じがするな〜」とか、「少し息苦しい感じがする」、または「明るく良い雰囲気だな」など、ごく普通の感覚なのですが、とても重要な要素だと確信するようになりました。

 例えば皆さんもこんな経験があると思います。
 友人に会って、なんとなく元気がないような気がするとき、大概その友人はなにか悩んでいたりしませんか? 
 そんな時友人はこう言うはずです。
 「なんでわかったの?」
 そうです、本人は隠しているつもりでも雰囲気に出ているのです。

 建物も一緒で、なにか不具合がある場合には、場の雰囲気としてにじみ出ているようです。

 これは私にとって大変重要な風水の着眼点になっています。
 風水上の問題点がイコールで場の雰囲気として出ている場合、処置をして雰囲気が変わる確率は非常に高いといえるでしょう。
 そして吉作用を発現してくれる確率も高いと感じています。

 決して雰囲気だけで風水を判断しているわけではありませんが、鑑定をする際の問題点の絞込みには大変役に立っています。

 皆さんも、日常の生活の中でこの雰囲気というものを大切にしてみてはいかがでしょうか。
 買ってきた観葉植物などの置き場を決めるときなど、置いてみてしばらく場の雰囲気を感じ取ってみましょう。
 そしてまた違う場所に移動してみて、またしばらく場の雰囲気を感じてみるのです。

 観葉植物に限らず、いろいろな物で試してみてください。

 気持ちの良い「場」を感じたら、風水の視点からも吉方位である可能性は高いと思いますよ。
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